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若手社長、これから起業する社長が読めば、目から鱗

      2016/03/17
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次期社長候補・後継者に必要な3つの経営的視点

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この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

経営層の構築と育成に必要な経営的視点

以前、社員が経営的視点を持つことは可能かどうか、というお話をしました。

この話に関係しますが、社長は会社経営の中期的なビジョンの1つとして、次期社長の育成を考える必要があります。

本来、経営は人に教わるのが一番効率が良く、誰かに学ぶことが失敗をしないための方法です。

本田宗一郎氏、稲盛和夫氏、松下幸之助氏など、社長といえば、経営の神様たちを思い浮かべてしまうため、「才能がなければ社長になってはいけない」と考える方もいるかもしれませんが、そうではありません。

会社経営と言っても1つの仕事です。そこで重要なことが社長が身に付けるべき経営的視点です。

なぜ社長が社員に対して経営的な視点を持たせたいのか、思うことはいろいろありますが、もちろん私もその気持はわかります。

「持ってもらえるものなら、持ってもらいたい。」

ただ、賛否両論あるでしょうが、私の意見を先に言ってしまうと「社員に経営的視点もたせるのは(ほぼ)無理!」です。

参考:
ベンチャーにありがち…社員が経営的視点を持つことは可能?

こんなことを言っておきながら、次期社長の育成を考えるために、特定の社員には経営的視点をある程度理解してもらわなければいけない、というのが今日のお話の主旨です。

さて、この経営的視点とは一体どんな視点のこと何でしょうか。経営的視点は主に3つあります。

経営的視点1.鳥の目|全体を見渡す視点

経営的視点で最も大事なことは、全体を大きく見渡すための視点を持つことです。これを空から物事を俯瞰して見ることができる「鳥の目」に例えます。

もし、社長になりたいと思っている方は、常に全体を見渡すように気をつけましょう。

人はどうしても、自分がこれまで関わってきた仕事や得意分野の仕事に重点を置きがちです。そのため、頻繁に起こる矛盾に対して、偏った決着を付けてしまいます。

これまでの1事業部を見渡していた視点を会社全体にまで広げて考えなければいけません。

そこで必要になる知識が、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を読むための知識です。

参考:
貸借対照表|バランスシートの見方を8分でマスターする3ステップ
損益計算書の見方がわかる粗利・営業利益・経常利益…5つの利益
営業・財務・投資を8分で理解するキャッシュフロー計算書の見方

偏った見方を客観的に変えるためには、数字による判断が最も適しています。決算書類の読み方を知ることこそが、経営のフレームワークの1つと言って良いでしょう。

また、経営戦略である3C分析、SMTP分析、価値連鎖などの基礎フレームワークもインプットしておいた方が、全体をスムーズに見渡せるようになるでしょう。

人員配置や組織論なども、全体を見渡すために必要な知識です。

つまり、全体を見渡す広い経営視点を持つためには、数字、経営戦略、組織の知見が必要だということです。

経営的視点2.魚の目|影響を見抜く視点

経営を広く見渡すことができるようなったら、次は全体が個にどのような影響を与えているかを見る必要があります。これを海の潮の流れや川の流れを流動的に見極めることができる「魚の目」に例えます。

全ての物事はつながっています。1つ1つの事象がどのように影響しあうかという関係性や背景を見抜くための視点を鍛えましょう。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないですが、一見つながっていない事象が、互いに影響しあっていることはよくあります。

もちろんすべての影響を可視化するのは難しいですし、1人ですべての影響を分析することも不可能です。

重要なことは、何が経営に影響を与えるのか、その影響度合いを予測し検証することです。この視点は、日頃からの気の使い方と経験則が重要になるため、じっくりと育てていかなければいけません。

物事の影響には時間軸が絡みまます。短期、中期、長期で影響を及ぼす事象もあるため、4次元の感覚を持てるように訓練しましょう。

経営的視点3.虫の眼|当事者としての視点

経営者が常に意識せざるを得ない視点が、当事者としての視点です。つまり当事者意識です。これを一番大地に近く常に足元の状況を見極めることができる「虫の目」に例えます。

当事者意識は考えの出発点ですが、経営を知れば知るほど考えの出発点は広がっていきます。

自社の事業だけではなく、社員の家族、取引先の業績、日本や世界の経済、ありとあらゆることに当事者意識を持たなければ、経営的視点とは言えないと気付くでしょう。

仕事は、問題が起きたときに3つの対策が取られます。「誰かが何とかする」か「自分が何とかする」か「放置される」かです。

役割が決まっていれば誰かが何とかすれば良いのですが、経営をしていて気付くことは、ほとんどの物事には役割が決まっていないということです。

そのため、実際にその立場ではなかったとしても、当事者の視点でイメージして意思決定しなければいけません。

また、仮に市場経済などの外的要因で会社の売上が落ちたとしても、逃げることはできないと最初からイメージしておく姿勢が必要です。

社長が考える3つの経営的視点まとめ

3つの経営的視点を簡単にまとめると、

—–
・会社に関係する物事や事象はなるべく広く見なければいけない
・見ている物事の関連性によって起きる影響を推測しなければいけない
・見えるもの全てに当事者意識を持たなければいけない
—–

このようになります。非常に難しく聞こえるかもしれませんが……、実際難しいと思います。

経営的視点を身につけるためには、時間と経験が必要です。

もちろん最終的には、社長や経営者にならなければ、当事者として全貌を見ることは不可能なのですが、3つの経営的視点を意識してある程度予測をすることで、心構えを作ることはできます。

社長であるあなたは次期社長候補の育成に向けて、そして、経営層を目指す社員の方は心構えとして、今回お話した3つの経営的視点を覚えておいてください。

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